NOVEL

□ボス大好き
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小鳥の囀り、穏やかな朝日
今日は絶好のフルーチェ日和だ
XANXUSはそう思った
だが、皆の反応がどうもおかしい
先程スクアーロが報告書を届けにきたのだが報告が終わると

「う゛おぉい、忙しいぞぉー」

とあからさまなことを言って部屋を後にしようとしたので
それが気に入らなかったXANXUSは先日ベルの部屋から(無断で)取ってきた王冠(ジュースとかの)を5、6個投げつけた
何故ベルがジュースの王冠を集めているのか?
それはまた別のお話である
所変わってリビング
ルッスーリアとマーモンとゴーラ・モスカ
ルッスーリアは午後の優雅なティータイムを
マーモンは愛読書、賢いお金の集め方を
ゴーラ・モスカは‥マーモンの横に突っ立っていた
そんな中バタバタと足音を鳴らして入ってたのはプリンス・ザ・リッパーことベルフェゴールである
うしししし、と得意の笑みを浮かべてドアを蹴り破り部屋の中を走り回る

「ちょっとベルちゃん煩いわよ!」
「ベル、ちょっと静かに‥」

マーモンの台詞をよぎる様にまたドアがバァンと開いた

「呼ばれて飛び出てパンプリリーン!
この柘榴様の邪魔をする奴は100ぺん殺ーす!!」
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