詩
□大地と空
1ページ/1ページ
空と大地は毎日毎日顔を突き合わせて何を思うのだろうか。
もううんざりだと思っているのか、
腐れ縁だとあきらめているのか、
これからもずっとこうしていたいと思っているのか、
もしかしたら恋人同士なのかもしれない。
大地が生まれたときからずっと一緒。
でも、お互いが触れ合うことはない。
ずっと遠く、だけどずっと一緒。
空は大地に思い焦がれて雨という涙を流し、
大地は空に触れたくて地震という地団太を踏む。
今も、これからもずっと。
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ