□悲しみ
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なんて声をかけたらいいのか分からなくって、
こんな時に何もしてあげられない自分がもどかしい。


何かを言うには私はあまりにも薄っぺらで子供だから。



大人になったとしても何かできるとは思えないけど。




せめて、

未熟な私にできることは

一緒に泣いて抱きしめてあげること、
話を聞いて相づちを打つことぐらい。

「こんな事しかできなくてごめんね」
という私を、

「十分だよ」
と言って君は優しく泣きそうな顔で笑うから、

より一層自分の非力を思い知る。

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