作品置き場2

□I耳元で囁いて
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ここ尸魂界は現世の日本と同様四季がある世界だ。
その中でも今は3月。
一段と春の暖かさが身にしみるこの時期なのだが…

この十番隊舎は今だ真冬並みの寒さが健在していた。




耳元で囁いて





さっきの話に続くがそのために今十番隊士のうちの数人は謎の凍傷や胃痛などが理由で四番隊送りとなっており、今までにない忙しさとなっていた。


「隊長ぉ、霊圧下げてくださいよぉ」
これ以上貴重な逸材(十番隊士)を天国(四番隊)に逝(?)かせるものかと部下の松本乱菊が異議を唱えた。
「うっせーぞ、松本。元はといえばお前が書類を溜めすぎてたからだろうが!口はいいから手を動かせ手を」


そう今回の缶詰事件の発端もいつもの通り乱菊の隠し書類が原因だったのだ。

しかもそれに加え今回はそれを仕上げるのに資料やら隊長印がいるものやらととにかく重要なものがとくに多く今回はかれこれ一週間くらい缶詰なのだ。

そのせいでここの隊長日番谷冬獅郎もストレスが溜まりに溜まりまくって霊圧を抑え切れてないがためにこういう状態になってしまっているというわけだ。



「あーこれでもう缶詰一週間ですよぉそろそろ隊舎に戻りた「松本…」


俺だって新婚ほやほやの我が家で可憐な妻が俺の帰りを今か今かと待ってるんだよ。とでも言いたげな目で睨みどす黒い声で言った。












そんなこんなでいつもよりさらに少ない討論をしつつもなんとか1週間缶詰事件は幕を降ろしたのであった。


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