作品置き場2
□Pこんな休日も悪くない
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彼奴と過ごすんならこんな休日も悪くもないか…
「ねぇ〜日番谷君?」
と言うのは五番隊副隊長、雛森桃だった。
「…何だよ?」
と先程、松本に入れてもらったお茶を飲みながら雛森の話を聞いていた。
「…あ、あのね…」
「……あぁ?」
何やら顔を真っ赤にするから違う意味で日番谷も顔を赤くする。
「……どこか行かない?」
「………は?」
日番谷は驚いた。
まさか雛森から誘われるとは思ってなかったからだ。
「日番谷君が非番って聞いたから、どこか2人で行きたいな…と思って…ダメ?」
「……ぅっ///!!」
雛森は無意識に上目使いをしているとは思うが、俺がお前の上目使いには弱いことは知ってるだろ?馬鹿桃…。
「……で、どこに行きたいんだよ?」
と溜め息をつきながら近付いてくる。
「…ほぇ?いいの日番谷君…」
「…まっ、俺は元々非番だったから別に仕事もする必要がないからな…後は副隊長の松本に任せておけばいいだろ。」
その言葉を聞いた雛森は笑顔で…
「…ありがとう、日番谷君!!!」
と言いながら後ろから抱きしめる雛森…この行動には流石に驚く日番谷…