作品置き場

□貴方を想うと切なくなるの
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ねぇ…




日番谷くんは気付いてる…?




あたしが貴方に恋してるってこと…




貴方を想うといろんな感情が溢れてくるんだよ…




ねぇ……




あたしのこんな気持ちに貴方は気付いていますか…?






貴方を想うと切なくなるの






十番隊隊長 日番谷冬獅郎…。



その人があたし…、五番隊副隊長 雛森桃の好きな人。



幼い頃から共に過ごした『シロちゃん』はあたしにとって大切な大切な家族だった。



誰より近くて…、なにより大切な存在…。




恋だと気付いた時には、出会ってから100年以上の月日が経っていて…、その時には彼は十番隊隊長になっていた。




幼い頃は二人で居ることが当たり前だったけれど…。




今はお互いに護るべきものがあり、『隊長』である彼はあたしなんかよりもっと、護らなければならないモノがたくさんある




好きなんて…




言えるはずもない…

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