謎解きはバレーのあとで!?

□ SP:Story3 歓喜の涙は温存くださいますよう
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「 お嬢様、ただいま戻りました。」



「!!! よっ…、米山っ〜!(T_T)」



「Σ( ̄□ ̄;)お嬢様…。いかがなさいました??」



「なんなのよぉ〜。今日の韓国戦…!!」



「えっ…?? お嬢様、失礼ながら…。日本は勝ったのでございますが…。」



「知ってるわよっ!!!」






「違うのよ〜。今日の試合見てたら、福澤の切れ味鋭すぎるバックアタック、顔面にくらったみたいに涙腺崩壊しちゃって…」



「はぁぁ? なんですかその例え…(苦笑)」



「米山のカオ、見ただけでも、思い出して…(T_T)」



『えぇ〜〜〜〜っ!!』







「それでは、今日は、もう謎バレはやめにいたしましょう…。」



「ダメよ〜っ!! ツッコミたいことも、話したいこともいっぱいあるんだもん!!」



『まったく…。 その執念、どこからくるんだかっ!!』







「はいはい。それで? 試合はどうでございましたか??」



「……(T_T)」 ←すでに思い出し泣き



『だぁ〜・かぁ〜・らぁ〜!!』



「とにかく勝ってよかったわよ〜!! だぁぁ…(T△T)」



「だから、泣きすぎですって!!」







「清水くんに、やっとおかえりなさいって…言える…わね (ノДT)アゥゥ」



「そうですね。これからの試合には、清水と山本さん、二人のチカラが必要ですから。」





「アタシ…。サーブカット1本で泣けたの、初めてよ…(TдT)」



「いきなり出ても、あれだけ完璧な仕事ができるなんて、さすが越谷さんです。」



「どうせ、スパイクを決めた際には、また号泣だったのでございましょう?」



「ばれた〜〜?(;_;) グスン」









「参りましたね…。」



グイッ…



「いつから、そんなに泣き虫になられたのですか?? …よしよし。」ナデナデ



「よねやまぁ〜っ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」







「お嬢様、そんなことでどうするのですか。まだまだ試合は続くのですよ!!」



「涙は、ロンドンの切符を獲るまで、もう少し封印してくださいませ。」








!!!!



ガバッ!



「それもそうね…。」



『!!! 立ち直り、早〜〜〜〜っ!!!!!!』









「それにしても、今日の試合、みんな気合い入りまくりですごかったわね。」



「石島さん、勢いあまって宇佐美さんに体重かけすぎ!! 宇佐美さん、のけぞってたもの…」



「ははっ…(確かにあれはヤバかった…)」



「だけど、そういう米山もっ!!」



「……え??」



「サービスエースの山村さんの背中、おもいっきりはたいてたでしょ? あれ、完全に急所に入ったカンジだったけど??」



「いや…、それは…  まぁ、確かに、少々やりすぎたかと…」



「確かW杯の時にもそんなことあったけど、米山なんだか山村さんにアタリきつくない?? 何か恨みでも…」



「ございませんっ






「あと、ウエタ監督、テンションマックスで、女子選手みたいに、びょんびょん飛び跳ねてたんだけど…」



「そこは、スルーしていただけますか…」












「……っていうか!!」



「5セット目の気合いがあれば、4セット目とれたと思うんだけど。」






!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



『し…素人は、無邪気にイタいトコつくからやだ……orz』





「?? どうしたの?米山?」







「まぁ、5セット目、米山が見れたからいっか。」



「勝利を引き寄せたのは、あの米山のナイスレシーブだったと思うわよ。」



「!! お嬢さま…(感動中)」



「…って、優菜お嬢様がおっしゃってたわ。」



『やっぱりかっ!!』








「明日の試合、中国戦だったかしら? 負けられない戦いが続くわね。」



「そのとおりでございます。」



「AKB総選挙と丸かぶりだけど、大丈夫なの? フジテレビも容赦ないわね…」



「お嬢様は、もちろんバレーボールをご覧いただくんですよね??」



「えぇ…っと…」



『まったくこの人はっ〜〜〜!!』





Special thanks to 優菜お嬢様
2012.6.5


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