立海×バトル
□king...RE:member@
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視点:丸井ブン太
もうすぐ学校に着く、というところで、携帯のアラームが鳴り響いた。僅かにあがった呼吸を整え、俺はポケットの携帯をストラップをつかんで引っ張り出した。アラームをセットする時間をミスったらしい。
この急いでるのに‥チ、と小さく舌打ちして煩い携帯を沈まらせる。
king...RE:member
-count/no.1-
「‥っ、セーフ‥だろぃ?」
部室のドアを勢いよく開けると、着替えを始めていた赤也以外のメンバーの視線が一気に俺に集中する。
「丸井っ、部室のドアをなんだと‥!」
確かにちょっと勢いよすぎて派手な音はしたけど‥部室のドアに特別思い入れはない。
あーあ、部室のドアが愛おしいぜぃ‥なんて奴がいたらみてみたいものだ。