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□ぷつん
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「ギャ、リー?」

私はとん、と壁に背中を当てた。目の前には、うっすら笑うギャリー。イヴとメアリーとは別行動の時だった

「どうしたの?名無しさん」

私の顔の横に手が置かれる。ぐ、と距離が短くなる顔に少し赤面したが、私は負けじと口を開いた

「はやくイヴ達と合流しないと」

「そうねぇ」

…退く気配が無い。ギャリーの目は爬虫類の様にぎらぎら光って、まるで私を、今から、食べようとしているような

「人間、極限状態になると何をし始めるか分かる?」

ギャリーの目がす、と細まった。端正な顔つきがまた際立ち、私は精一杯壁に頭を押しあてながら口を開いた

「……生殖活動、でしょ」

「正解」

なら私が今から名無しさんにやる事、分かる?

ギャリーの骨ばって男らしい(男だが)手が太ももを撫でる。私はそれだけで下半身に甘い痺れが走り、熱い息を漏らした

「…可愛い」

「っ、ギャリー、やめて」

「据え膳食わぬは…女の恥かしら」

「ちがう、…ぁっ」

惚けた事言いながらギャリーは私のショーツを下ろして秘部に指を這わせる。ギャリーの指は冷たく、つい背を浮かせた


「その浮き出た白い首も」

つ、舌を首に這わされる。

「赤い舌も」

そのまま皮膚に触れるか触れないかの距離で首から唇を当てながら私の唇まで移動し、啄んだ

「私を掻き立てるには十分過ぎるのよ、名無しさん」

イヴとメアリーには悪いけど、と耳元で囁かれ生暖かい息に全身が粟立つ。

「俺が名無しさんを貰う」

ワントーン声が低くなり、私は、床に押し倒された


<ぷつん>


それは理性が切れた音




END

まさかのIb初夢が微裏ギャリーってね^^^^^

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