黒バスで色々パロ中身

□探索
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「やだ…やだよ佳奈子ちゃん!」

さつきが御守りを握り締めながらわっ、と泣いた。血塗れの廊下の中佇む俺達はそれぞれ表情が厳しい

佳奈子が立てたであろうスレを見ていていきなり音信不通になった彼女に対してさつきが泣き出してしまった。彼女は御守りを持っていたから土地神には触られなかったのか、と考えながら。


「佳奈子っちがあの女の子と一緒なんて…しかも桃井っちそっくり」

「チッ、あいつ多分今危機感ゼロだな…音信不通の辺り携帯取られたか何かか」
「佳奈子さん…!」

黒子はスレの最後で書いたが実行出来ない悔しさに歯噛みする。このままでは佳奈子が。最悪の結末に首を振った



「あ…」

紫原が携帯見たまま声を上げる。この際何でも良い、と赤司は紫原を見上げた


「佳奈子ちん、っぽいのがスレ立てた」

各自それぞれ携帯を開いて検索する。…有った。


【バスケの】やりました!【マネです】


1>

6666000511222255555711115527334 755554488880002*7555544888800033*88885222444404336



2>

マネか!?


赤>

無事か

マネ>

赤司くん、ですか?良かった!私今山下りたんです!

赤司くん達も早く山下りてください!私がカメラで幽霊は倒しました!

黄>

本当ッスか!?

3>

すげえなマネ!


―――


「佳奈子ちゃん凄い!………あ、」

ぐにゃり、いきなり視界が揺れて、次の瞬間には赤司達は室内とは違う、森の中に立っていた。さつきが満面の笑みになる


「あっちに体育館が見えるな…行こう」

緑間が動いた。明らかに安堵した表情にと赤司も軽く表情を和らげる

「佳奈子さんにはお礼、言わないといけませんね」

黒子の言葉に皆バラバラだけど頷いた

―――


赤>

マネに会ったよ。所々汚れているが無事だった。今から帰るよ

150>

やったな!

151>

お祓いとか封印とかやったか?

黄>

やったッスよ〜!供養もしてきたッス( ^ω^)

152>

これで幼女も喜ぶと良いな…

153>

何故か和んだ

154>

お疲れさま!どうなるかと思ったけど良かった!

赤>

ああ。じゃあ僕達は帰るよ。君達も早々にこのスレから出るんだな

黒>

皆さんありがとうございました

155>

今日は安眠できそうだ…

156>

これ肴にして呑める

157>

>156 ご一緒させてもらおう


158>

7444444 44441111155552*117444444 444477000512332220001 111117755552220007744444*99722200022333322200034442244888800077793226*92220002229999922222 222000

159>

>158あらぶるなwwww

160>

>158のテンションパネェ

161>

50004444*02951155555

1111155552*11

162>

よし、数字も酒飲もうぜ酒!祝うぞ!

162>

つウォッカ

163>

つアルコール消毒液

164>

つ水

165>

お前らwwwww

166>

ま、お疲れさました!お前ら寝ろよな!

167>

おやすみー

168>

オヤスミ

169>

はあ…学生っていいな…

170>

>169泣きながら寝ろ

171>

770005388859


―――このスレは消されました―――


***




…ほら、やっぱりみんなばかだね


おとりにまんまと引っかかって


まあ、良いや

<お姉ちゃんが山に残ってくれたから>

かごめは、ぐったりと気を失う佳奈子を抱き締めながら眼下に帰って行くバスを見てにたりと笑った


end…?



次回から救出パートです。異変パート2ページで終わるって、はや…
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