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□高杉の秘密
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※このお礼小説は変態要素が含まれていますので、
苦手だと思う人は4ページ目までの拍手でお止めになった方が宜しいかと思います。
大丈夫!という方はそのままズズイっと10ページ目まで拍手お願いします!
(本格的に変態発言があるのは7ページ目の初っ端からです)




【高杉の秘密】


高杉という男は本当の笑みを見せることが少ない。
いや、皆無といってもいいかもしれない。

笑うとしても、ニヤリと効果音が付きそうな笑みか、
人を馬鹿にしたような笑みばかりだ。

何故、彼はこんな性格になってしまったのか。
実は彼の幼少期に秘密があった。



幼稚園に通っていた高杉は、よく笑い、よく泣く、普通の男の子だった。

探検といって裏山へ一人で出かけたり、
イタズラといって誰彼構わず罠にかけたり。

本当に何処にでも居る普通の男の子だった。
ただ、普通と違うところがあるとすれば、それは・・・



物凄く好奇心旺盛で、女の子のような容姿をしていたこと、だろう。



ある日の高杉は、たまたま銀時や桂と公園で会い、一緒に遊んでいた。

砂場で山を作って遊んだり、
滑り台を階段ではなく滑る方から登ったり、
ブランコを立ち乗りしたり。

3人は時間を忘れるまで遊んだ。



日が暮れてきているのに気が付いた桂が声を上げる。

「おい!もう、5時だ!早く帰らないと怒られるぞ!」
「げっ!松陽先生に怒られるっ」
「お前、センセーに迷惑かけんなよっ」
「お前だって迷惑かけてるくせに!」
「うるせぇ!俺はいい子だもん!センセーに迷惑かけてないもんっ」
「嘘付くなよ!こないだ泣いて困らせてたくせに!」
「あれは銀時が殴るから!」
「んだとォ?!」
「やんのか?!」
「いい加減にしないか!ほら、晋助!早く帰るぞ!」
「小太郎ォ〜・・・」

銀時と公園で別れ、高杉と桂は家が隣ということで一緒に帰っていた。

後ろから彼らを見る者がいるのにも気付かずに・・・



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