銀魂小説

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【戯言】(銀高)

「おいコラ、テメェ。好きって言えよ」
「…は?意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇよ。死ね、糞天パ」
「いいから言えよ。俺が泣く前に」
「……」
「何で言わねぇんだよ!お前の大好きな銀さん泣いちゃうよ?!お菓子売場の前にいる子供並に泣き叫ぶぞ?!」
「宥めるの大変だから止めろ」
「だろ?だから早く好きって言え」
「命令されたくねぇ。俺、Sだから」
「いや、俺もSだから」
「だったらMのとこ行け。いたろ?ドM女が」
「無理だから。生理的に受け付けない」
「女か、テメェは」
「とにかく、好きって言いやがれ。愛してるから」
「……」
「だから、何でそこだけはノーコメント?!マジで俺のこと嫌い?!」
「普通」
「普通って何?普通に嫌い?!」
「そんなとこ」
「そんなとこって何だよ!そんなに俺のこと嫌いかよ!」
「銀時」
「何だよ…?」
「好き」
「えぇっ?!ホント?!」
「…酒が」
「思わせぶりかよッ!!騙されたわ!!」
「ぎーん?」
「…ん?」
「好き」
「…っ、今度はなんだ…?煙管が好きとかか…?」
「銀時が好き」
「〜〜〜っ、マジでかッ!!」
「…だといいよね」
「何なんだよッ!!」


2009/04/19



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