銀魂小説
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【実は】（銀高）
「銀時。今まで黙ってたことがある」
「え？なに、急に改まって。オイまさか、実は女だったとか？子供はパーティー組めるくらいほしいな」
「死んでしまえ。実は俺、オタクだったんだ」
「……ん？」
「しかも銀時受け好きの腐男子なんだ」
「ハァ！？」
「ついでに言えばトッシーとは大親友だ」
「えっ、ちょっ、えぇ！？待って！どっから突っ込めばいいの！？」
「お前は土方に突っ込まれ」
「待てェェェ！！止めよッそういう妄想の話はさぁ！つか、何！からかってんのか！？」
「テメェこそ何だ。んな受け顔しやがって。狙ってんのか？あざといジャケットに毎回引っ掛かってる俺をどうしたいんだ」
「知るかァァァ！！アレ作ってんの俺じゃないから！つか、俺は銀高派…」
「自分受けは認めねぇ！何で俺がテメェにぶっ込まれなきゃならねぇんだ。俺だって相手を選びたい」
「銀さんのなにが不満！？言って！直すから！」
「強いて言うなら全部」
「オブラートにくらい包みやがれェェェ！！銀さんの脆くも壊れやすいハートに傷をつけやがってッ」
「傷ついたか？癒されたいか？だったら土方に性的看病を…」
「止めろよぉぉぉ！！晋ちゃんでお願いしますッ」
「高銀か？任せろ。ネコは嫌だがタチならイケる。美味しくいただける」
「誰か通訳連れてきてッ！高杉が変！つか別人だよコレ！お前偽物だな！？」
「何言ってんだよ。お前俺のこと好きなんだろ？見分けぐらいつけろよ」
「だから言ってるんですけどォ！？晋ちゃんはなぁ、そういう今時の言葉にゃついてけねぇんだよ！オタク文化なんか知らねぇんだよ。萌え〜なんて言ってる輩とは違うんだよッ！むしろ言われる方なんだよッ！！」
「うるせぇ。萌えなんて言ってねぇだろ。なんだ、嫉妬か？自分が萌えと言われてねぇから妬いてんのか。いいだろう。なら俺と勝負しようや。どちらが多く萌えといわれるか。…言っとくが俺は完全に銀時萌えだからな」
「誰か医者連れて来てぇぇぇええ、えぇ……え？…………ぁ…なんだ…夢か…………怖かった（泣）」
2010/01/30