lion's lovely cat

□closing ceremony
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クスクス

『さぁ、あなたたち。たまには歳相当な楽しみ方でもしましょう…』

ユエがニッコリ笑うと周りのフードをかぶっていて表情は見えないが明らかに空気が緩んだのがわかる。

パチンッ

ユエの指を鳴らす音と共に彼らは杖を振りかざした。
ユエも同様に杖を振ると何頭ものライオンが現れた。
『さぁいいか?』
ユエの言葉に彼らは頷くと次の瞬間ライオンの勇ましい声が大広間に鳴り響いた。そして…
真っ赤な花と幻覚の炎があちこちから上がりそれに何か文字が天井に現れ始めた。

Congratulation GD!!!!
And good job PP, LC, S!!!!
See you by the next grade!!!!

そして生徒たちは今学期最大の拍手を送ると閉会の辞を述べた…


「ユエッ!」

『リリー!みんな!』

ユエは教員と別れるとすぐさまグリフィンドールの談話室に飛び込んだ。
そこにはグリフィンドールの生徒全員じゃないか、と言いたくなるほどの人数が集まっていた。

「ユエ一年間お疲れさま。」
「ありがとう。」
「助かったよ。」

口ぐちにみんなの声がユエの耳に届きユエはにっこりほほ笑んだ。

『こちらこそ!ありがとう!』

「ユエ―――――――wwwwww」

シリウスがとてもいい勢いで突っ込んできたのをユエは真正面から当たってしまい衝撃がものすごくきたがなんとか耐えた。

『危ないじゃない。』

「無礼講無礼講Vv」

『はいはい。』

2人のイチャつき始めに周りはクスクス見守るように笑うと時間がたつにつれどんどん減ってきた。





















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