lion's lovely cat
□fly
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「遅かったわね。」
『ちょっとみんなに話したいことあるんだ。』
シリウスが席に座るとユエもその隣りに座った。
「なんだよ2人とも!」
ジェームズはバシバシシリウスの背中をたたいた。
「で、どうしたの?」
リーマスが心配そうにユエを見た。
『私とシリウスは婚約してるんだ。』
「「「「ええー!!!!」」」」
みんなに静かにするように頼んだ。
『あまり言いたくないんだよね。』
「ブラック家とフォライズ家は昔っから交流があって仲いいんだよ。んでちょうど年齢が同じで男女だから婚約したんだよ。」
『彼氏ではないし、付き合ってるわけでもないよ。』
ユエは黙っててごめんね。と手を合わせた。
「へぇー!シリウスにこんな美人の婚約者がいるなんて。」
「シリウスにはもったいないわ!」
「ユエシリウスが嫌になったら力になるよ(黒笑)」
口々にまたシリウスを苛めた。
「というわけでユエをとらないでねv」
シリウスはユエを引き寄せると不敵に笑った。
『クスッ 次の授業は?』
「魔法草学よ。」
リリーはシリウスを睨み付けるとシリウスはパッとユエから手を放した。
リリー最強…
『そっか。最後は?』
「飛行訓練♪」
ジェームズが得意なんだ!と自慢しながら言った。
『楽しみだね!』
ユエも楽しそうに笑った。
ワァァァァアア!
急にうるさくなるとうるさくなった方向を見た。
するとその中から一人の女の子が出てくるとユエのところにきた。
「あのっ…」
『?』
すると彼女の手の中から【蛙チョコレート】のカードが握られていた。
そしてそこにはユエがいた。
「ユエあなたカードに…」
『知らなかった。』
ユエもカードを手に取って見ると苦笑いした。
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