lion's lovely cat
□winter holiday
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「俺は絶対家には帰らない。」
「僕も!」
「僕もそのつもり。」
「僕…も。」
「私は悪いけど帰るわ。」
みんなと冬休み休暇のことを話している。
どうやらリリー以外は残るらしい。
「明日帰ろうと思うの。」
私たちは笑って了解すると次の日見送られながら帰って行った。
『さぁて、私たちも行こうかな。』
「どこ行くんだよ?」
魔法でユエはみんなを談話室へ飛ばすと用意したケースを持った。
『私の家。舞踏会あるから仕方なくね。』
「ユエも帰るのかよ〜」
「面白くないね」
とみんなが口々に不満を言い始めたがユエの『五月蠅い』で黙った。
『誰が私だけ帰るって言った?
みんなも私の家に来るの。』
「「「「は?」」」」
『30分後ここ!!!!』
するとみんな走って自室へ向かった。
『んじゃ、行くよ。』
ユエがパチンッと指を鳴らした次の瞬間にはホグワーツより少し小さいくらいのかなり大きな建物が建っていた。
「ここどこ?」
ジェームズが広い〜とはしゃぎながら駆け回った。
「ここユエの屋敷。」
シリウスがスゲェよな。と呆れながら言うとみんな固まった。
『ジェームズみたいな代々グリフィンドールの家系の長だからね。』
ユエが歩き始めるとみんなもついて歩き始めた。
「ユエ様、おかえりなさいませ。」
「おかえりなさいませ、ユエ様」
「おかえりなさいませ!」
『帰りました、ガウス。みんな。』
たくさんの屋敷僕がユエたちを出迎えていた。
「みんな服着てるよ!」
リーマスが驚きながら言った。
『屋敷僕は僕でも私の家族だからね。』
するとどこからともなくユエ様万歳!!と声が上がった。
『とりあえずみんなを部屋に。みんなは私の大切な友達だからね。
後日あるパーティーにもでてもらうつもりだから。』
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