lion's lovely cat

□party
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だんだんと高い位の一族、代々グリフィンドールの一族が集まった。





そんな中


『あー…逃げたい。』

「俺らを連れて来ておいてよく言えるな。」

『だって嫌なことは道連れしないとv』

「リーマスとピーターは?」

『ああ…食べ物食べに行った。
だから貴方たちにエスコート頼むねv』


ジェームズとシリウス、そしてユエと入場を待った。

ユエはライオンをイメージした琥珀色の毛皮のフンワリとしたドレスに身を包み光り輝いていた。
そしてティアラもフワフワのたてがみを使い光り輝いていた。


「さっさと入ろうぜ?」

『そうだね、ってジェームズ?』

いきなりジェームズが蹲ったかと思えば「トイレ!!!!」

と言って言ってしまった。



『はぁ…ならシリウス。行こ?』

「あいつは?」

『いい。』


ユエは面倒いと言ったように入り口に立った。



『杖は?』

「あるけど?」

『…ならいい。』

ユエはそれだけ言うと黙った。

「クスクス お姫様、お手を。」

シリウスはユエの前で跪くとニッコリ笑いかけた。

『クスクス ありがとう。』


ユエは微笑むとその手をとり入り口へ入った。











中に入るとざわついていた人々は黙るとユエとシリウスを見た。

2人とも幼いながらも大人顔負けの美貌と容姿でかなりの迫力があった。


ユエは席まで行くと高い位置からみんなを見渡した。
その中には驚いて固まっているブラック夫人が見えた。



シリウスはあなたの道具じゃないし。



ユエはクスッと勝ち誇ったように笑うと口を開いた。



『今宵はお集まりいただきありがとうございます。
皆様がお楽しみいただけるよう、心より願っております。』


ユエはそれだけ言うとパチンッと指を鳴らした。













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