lion's lovely cat

□cat day
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この日が来た…



ユエはベットの中で唸っていた…










「ユエチャンは?」

シリウスたちは朝ご飯を食べながらユエがいないことを不思議に思いながら食べていた。


「部屋の入口にこれが…」


リリーが差し出した紙には
【今日はほっておいてください】
とだけ書かれていた。


「どうしたんだろ?」

「仕事が溜まってるんじゃない?」

「ユエはそんなことで籠るようなやつじゃない。」

「なら、体調悪いとか?」

「今日何日?」

「2月22日だけど?」

「ああ…」



みんなそれぞれいいながらユエを考えていた。

その中シリウスだけはニヤニヤしていた。


「もしや高熱を出してとか?」

「いいもの見れるよ。」


シリウス以外焦りながらユエの部屋に向かった。





そのころ

『どうしよっか…』

ユエは呟きながら鏡を見ていた。
ユエの頭には猫のような耳がついていてお尻からは尻尾が出ていた。


『とりあえず今日は引きこもっていよう…』


ユエは背伸びをすると今まで溜めていた仕事をやり始めた。


コンコン

『?はい。』

「ユエ?」
「大丈夫?」
「体調悪いの?」
「ユエ…」

なんで…

扉の向こうにはリリーだけではなくシリウスたちも来ているみたいだった。


「ユエチャンの可愛い姿見たいなぁv」


あー…そういえばシリウスは知ってるんだっけ?

ユエはニヤニヤしているシリウスの顔を思い浮かべながら溜め息を吐いた。


『ん。体調は良好だよ。
ただ、ね。
入ってきて。』

ユエがパチンッと指を鳴らすと閉まっていた鍵が開きみんなが流れ込んで来た。
















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