lion's lovely cat
□come home
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「ユエ…ユエ」
『ん?』
誰?
「ワシじゃ。」
『…お祖父様?』
まだ日にちは…1ヶ月…しか経っていないはず……
『私の邪魔をしたくてこられたので?』
ユエは黒い笑みを浮かべながらダンブルドアを睨み付けた。
何がしたいのかわからない。
「急速にホグワーツに帰ってきてほしい。」
ダンブルドアの表情からはかなり焦っていることがわかるが理由がなしにユエだってホグワーツにまた行くわけにはいかない。
『理由をお教えください。』
「ディメンターがついた。」
『!?』
私が防衛術を張っているのにもかかわらず魔法省は何を考えているのか…
ディメンター…
あいつらをあまり生徒の周りに置いておくのは私としてもあまり感心しないしね。
『わかりました。しかし私には自由というものが必要です。
そのため教員として戻ることをご了承下さい。』
「よかろう。」
生徒としてホグワーツにいたら自由に出歩くことはできないし、何よりみんなといることで心が弱くなる…
『では明日よりホグワーツ魔術学校闇に対する防衛術担当として勤めさせていただきます。』
そう言うとユエは暗い地下屋からダンブルドアと共に出て行った。
まさかたったの一か月で戻るなんて…
『クスッ』
みんなは元気かなw
あの人は元気でやっているのかな・・・?
きっと元気だろう…