lion's lovely cat
□entrance ceremony
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「さて、全員終わったかの?」
ダンブルドアが見渡すとその場にいる1年生の組分けは終了していた。
「まだ一人残っておる新入生がおる。入場しtヒューーードォォォン!
ダンブルドアの話を中断させて大きな花火が打ち上がった。
クスクス…
笑い声がどこからともなく聞こえて来たが姿は見えない。
そして今度は巨大な獅子の花火が天井から現れ、その背中には誰か乗っていた。
獅子は組分け帽子の前に着地し、背中から誰もが知っている有名な魔女、ユエ・フォライズが降りた。
「また派手な。」
『クスッ いいでしょう?』
ユエがパチンッと指を鳴らすと獅子は消えた。
「ユエ・フォライズじゃ。」
シーンとした雰囲気が一気に明るくなった。
異例的にブラック家がグリフィンドールに入ったことでユエが我が寮にはいる可能性があると燃えていた。
『組分け帽子久し振りね。』
ユエは組分け帽子を被った。
《グリフィンドーーール!!!!》
ワァァァァアアとグリフィンドール生が喜ぶ中ダンブルドアが口を挟んだ。
「ユエはグリフィンドール1年生になるが先生にもなってもらう。
教科は後に言おう。」
ザワザワと騒ぐ中ユエはパチンッと指を鳴らした。
するといきなりどこからともなく獣の唸り声が聞こえ始めた。みんなが上を向くとグリフィンドールのシンボル、普通よりもかなりでかいライオンが牙を向いていた。
すると中央の廊下からスリザリンのシンボル、大蛇が顔を除かせ巨体を這わせた。
そして硝子が割れるような音がしたかと思うとレイブンクローのシンボル、また大きな鷲が飛び込んできた。
最後に中央廊下からパッフルパフのシンボル、巨大なアナグマが現われた。
ダンブルドアは楽しそうに笑いユエは不敵に笑うと前に立った。
さぁ、楽しい学校生活の始まりだ。