lion's lovely cat

□We are friend
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『今ならまだ許してあげるけど?』


「ユエキレたら怖いよ(笑)」



クスクス笑いながら不敵に笑うユエに彼女たちは怖じ気付いた。




「あの女さえいなければ。」
「死ねばいいのよ!」
「そうすれば皆様も目が覚めるわ!」


次の瞬間彼女たちにユエ、ジェームズ、シリウスの拳が入った。



「お前たちさっさとされ。」

いつものおどけたジェームズはいなかった、変わりに冷たい目をしたジェームズがいた。


「高貴とか純血とか…それでもグリフィンドール?」

シリウスもジェームズと同じくらい冷たい表情をすると言い放った。

『クスクス 私を敵に回したい?』



すると彼女たちは泣きながら逃げていった。




「ジェームズ!!ユエ!!シリウス、みんな…ありがとう…」


目に涙を溜めてリーマスに背中を擦られながら私たちに言った。



「リリー泣かないでくれ!」

ジェームズは急いでリリーに近寄ると抱き付いた。
リリーも泣きながらジェームズに寄り掛かっていた。




「高貴……純血か……」

シリウスの呟きはユエに聞こえていた。


『ブラック様は純血主義だからね。』


シリウスはユエを見ると黙った。



『だからシリウスのお母様は私に縁談をもちかけたんだろうね。』


【ユエ・フォライズ】という道具を手に入れるために。


「ユエ、俺は…」



「ユエかっこよかったよ。」

リーマスがさり気なく入ってくるとユエはリーマスと話始めた。



「シリウスなんか言った?」

「ナニモ…」


ブラックリーマスにシリウスは泣き泣き諦めた。












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