銀魂部屋

□バレンタインチョコは期待してない振りして実は期待しちゃうもの。
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本日は聖バレンタインデーです。

見て下さい、このチョコレート売り場の盛り上がり様をっ!!


皆様も日頃の感謝の気持ちを
大事な人に伝えてみては
如何でしょうか。

それでは
現場の結野でした。
スタジオにお返ししまーす。


―プッ―


「ケッ、今年もバレンタインだなんだの嫌な季節が来ちまったもんだ。
なー新八。」


「そーですね、
でも去年は神楽ちゃん達に
チョコレート貰えたじゃないですか、今年もきっと大丈夫ですよ。」


「銀ちゃーん、新八ーっ、
ちょっと姐御の所に
行ってくるアル、
ちゃんといい子にお留守番してるアルよー」


「....」
「....」


「....神楽ちゃん、
行っちゃいましたね。」


「まっ、最近は友チョコだので
バレンタインは
男女間だけのものじゃ
なくなってきてるみてぇだし、
神楽も今流行りの女子会とか
やっちゃうんじゃねーの?」


「女子会かぁ...
じゃあ僕たちは、」
「大人しくジャンプ読みながら留守番。」
「ですね。」


*****


「姐御ーっ」

「あら、神楽ちゃん
銀さんたちに気付かれずに来れた?」


「大丈夫ネ、
何でもないふりしとけば
奴らみんな騙せたアル
今頃ジャンプ読みながら
ゴロゴロしてるヨ。」


「そうね、
じゃあ始めましょうか。」


「待ちなさいっ
お妙さん、あなた隠れて銀さんにチョコレート作るつもりなのねっ
抜け駆けなんて許さないんだからっ」


「あら、猿飛さんもいたの?
あのね、勘違いをしているみたいだけど、どうして私があんな」
「お妙さーーーんっ
今日はバレンタインデーですねっ
俺、待ってますからっ
お妙さんのチョコ待ってますからーっ」


「てめぇはいつもいつも
うるせぇーんだよっ
今日は何処から湧いてきたっ」


「お妙さんっなんでっどうして
いきなり薙刀がーっ死んじゃう、僕死んじゃうからーっ
ピギャーッッ!!!!」



「さ、改めて。
猿飛さんもどうですか?
今から神楽ちゃんと
チョコレート作るんです。」


「なにこれ、宣戦布告?
いいわ臨むところよ!!」


「え、俺...無視?」


「決まりね。
神楽ちゃん、そこのゴリラ
追い出してちょうだい。」


「合点承知っ
とおうりゃああぁぁあああっ!!」

「ちょ、ちょっとまって神楽ちゃん、もう帰るっ自分で帰るっおじさんがおじさんが悪かったからああぁああっ
いやあぁぁあああっ」


「ホォームランっ
今日も空が青いネっ」


「神楽ちゃーん
準備出来たわよー。」


「はーい、今行くネ」


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