幽霊少女 小説
□お姉ちゃん登場?
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ピンポーン
「んー…」
誰だこんな朝早くから。
光は合鍵を持っているから勝手に入ってくる為、光ではない。
お姉ちゃん…否、光と同じで鍵持ってるし朝に帰宅はないだろう。
残るは、新聞屋とか訪問販売とかだな。
…よし。
これは居留守を使うべし!!
―――5分後
ピンポンピンポンピンポーン!!
「……。」
何だこの嫌がらせは…。
あれからずっとインターホンを鳴らされまくっている私の家。
大福までシャーって言ってるし。
「・・・仕方ない、そろそろ出るか。」
布団から重い体を起こし、ボサボサの髪のまま玄関の方に向かった。
これが間違いだった。
今日の休日が一番疲れる日になるとは…。
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