読み切り
□下僕先生
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朝6時のある学校の図書室。
「何やってんだよ。遥人ちゃん」
「真面目にやれよ」
「そうしないと罰ゲームですよ?」
「うっ…っく」
そこにいたのは三人の学ランを着た生徒と、一人の教師。
三人の生徒は教師を取り囲み立ち、教師は下半身裸で座らされている。
「遥人、言いつけ護れって言ったよな」
「言いつけ護らなかったらどうなるかも言ったのにして来なかったんですね」
「バイブ入れるだけなんだからして来いよ。遥人ちゃん、別にスイッチ入れろって言ってるわけじゃねぇんだし」
「こんなの…入れるのなんて無理だ」
「遥人先生。これはお願いじゃないんですよ。命令」
「そんなこと…」
「別にバラされていいならいいんですけど」
「なっ…やめてくれ!」
「遥人ちゃん、人にモノを頼む態度じゃないな。それは」
「…お願いします…やめて…下さい」
「やめて欲しいなら、ちゃんと護れよ。遥人」
「そ…れは」
「なんなら手伝ってあげるよ。遥人ちゃん!」
「いい!…自分で…する」
「何で?自分じゃできないんでしょう?」
「君だと何をするか分からない」
「うっわーひっどー言うね。遥人ちゃん」
「いいから、さっさとやれ遥人」
「んっ…」
遥人は直輝からバイブを受け取った。
「早くしろ。バラすぞ」
「…っ」
「バレちゃったら大変だよね〜教師が生徒のこと好きになって、その生徒の机でイっちゃってんの」
「っ…」
「ほらあの時の写真」
「あっ…よこせ!」
「おわっ!!」
遥人は写真を奪おうとして剣矢を押し倒してしまった。
「よこせ!…この」
「今日の遥人ちゃんてば積極的!!俺を押し倒すなんて」
「ふざけるのもいい加減にしろ。さっさとやれ遥人」
「五月蝿い!!…分かってる」
入れるだけだ。入れる…だけ。…くそっ!
「もうやめだ」
「えっ…」
直輝は遥人の持っていたバイブを取り遥人を押し倒した。
「いつまでも、ぐずぐずしやがって…我慢の限界だ」
「直輝短期だからな。でも今日はそこそこもったほうか。な?翔晴」
「そうだね。直輝にしてはもったんじゃない」
「あっ…やめっ…直輝ぃ!!」
「あっ!直輝やっちゃった」
「痛そうだね。遥人先生、可哀想に。まあ自業自得だけどさ」
「はっ…あ…んっ…イたぃ…うっ」
カチッ
直輝はバイブのスイッチを入れた。
「へっ?…あっやっ…だ…あっ…ああん…な…ぉ…んあっあぁ」
「罰なんだから、これくらいしなくてどうする」