ツンデレな生徒の手懐け方
□1人の学校
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「先生と一緒に登校なんて有り得ない」
「なんだ有り得ないって、しょうがないだろ。同じとこに住んでるんだから」
「だからって一緒に来る必要ないって言ってるの」
「いいだろ」
「人がせっかく、一緒に行かなくていいように早く来たのに」
「……」
「…ちょっと、何?」
蓮条は悠弥の顔をじっと見ていた。
「先生?」
「キスしていいか?」
「ここ学校の教室なんだけど」
「まだ誰も来ないし」
「教師が学校でそんなことしてバレたらクビだよね」
「悠弥が言わなかったら大丈夫だ」
「莫迦じゃないの」
蓮条は優しく悠弥にキスをした。
「んっ…」
蓮条は舌を入れ悠弥の口を犯した。
「ふっ…う…あっ」
蓮条の口と悠弥の口は離れ、悠弥の顔は赤くほてっている。
「悠弥顔赤くて可愛い」
「…変態教師」
「悠弥。まだいい?」
「もうそろそろ誰か来るよ」
「…じゃあ家に帰ったらいい?」
悠弥は少し驚いた顔をした。蓮条から顔を見えないように下を向き小さく呟いた。
「……少しだけだからね」
「ありがとな悠弥。好きだよ」
蓮条は悠弥のおでこにキスをした。