頂き物・捧げ物等

□戦利品はりんご味
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「いだだだだだだチャイナぁテメー何しやがったァァ!!」


「カンチョー。…の予定だったけど、失敗したみたいアルな」

「ハァ!?カンチョー!?おまっ…俺が体よじんの遅かったら確実に喰らってたぜィ…!?」

「そりゃそーヨ。確実に喰らわせるつもりだったからナ」

「フツーやるかィ!?つーかお前ホントに女!?」


あだだだだ、と顔を引き攣らせながら沖田は自分の背中をさする。その表情はいつも涼しい顔の沖田にしてはかなり珍しいものだ。



「降ろせって言ってんのにお前が降ろさなかったのが悪いアル。自業自得ヨ」


「そりゃねーだろィ。いくら何でもそれがカンチョーされるほどの罪に値するわけがねェ」


「結果的にカンチョーじゃなかったんだからいいダロ。私の指の純潔も保たれたアル」


「んなモン気にするくらいなら最初からやるんじゃねーよ、このクソチャイナ」



バチバチと二人の間に険悪な火花が飛び散る。


尻への攻撃は回避出来たとはいえ、代わりに喰らった背中は相当痛むらしく沖田の眉間には皺が刻まれたままだ。


しかし神楽に悪びれた様子はなく、ようやく地面に足をつけることも出来てもう怖いものなしといった表情。






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