Short Story

□昔はかわいかったのに
1ページ/2ページ



いつの間に、こんな風になっちゃったのかなぁ







『日番谷くん、』

呟くようにそう呼ぶと、彼は不機嫌そうに重い瞼を開けて翡翠の瞳に私を写す。

『…なんだよ』

今日は久しぶりに二人共非番で。ゆっくりお昼寝しようよ、と誘ったのは私。

彼もお昼寝は好きなので賛成してくれた。お昼寝の邪魔をされれば、誰だって不機嫌にもなるのは解ってるのに口を動かしてしまう。


『あのね、日番谷くんは…変わった?』

『…は?』

日番谷は意味が解らん…と言いたげな顔をすると、ゆっくり起き上がった。


『どこら辺が変わったって思うんだ?』

『うん…よくわかんないケド、変わってる気がして…』

『お前が解んねェんじゃ俺も解んねぇよ』

『う〜…』


そうだよね…と真剣な顔をして悩む雛森を愛しく思いながら、日番谷は小さく口元を緩ませる。


『あ、立場が逆になったかも!!』

『そりゃ結構。つーか昔も今もこんな感じだったろ』

『違うの!!昔は私のほうが上だったしお姉ちゃんだったもん!!』

『俺はお前の事、年上だって思った事一度もねぇからな』

『あ、ひどいー!!』






次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ


©フォレストページ