頂き物・捧げ物等

□拍手文
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着替える為に歩き出す神楽の背中を見ながら、ポケットからメモを取り出す。
一応買う物を確認しといたほうが良いよね。



その直後、耳に廊下を走る音。



『あ、着替え終わっ『新八ィィィィィィ!!』




思わず顔を上げると、目線の先には桃色ではなく銀色。しかも物凄い形相だ。




『ぎ、銀さん!?どうしたんですかそんなに慌てて!!』



『どうしたもこうしたもねェよ!!テメッ、何勝手に買い出しに行こうとしてんだ!!俺も行くに決まってんだろーが!!大体なァ、こういうのは皆でって決まってんだよ』



『はァ!?』



ちょ、意味が解んないんだけど。話がちっとも見えないよ。
―――と、ここで気付いた。銀さんの目の下には、隈。それに顔も青ざめているような。





(……?)




『とにかくだ!!テメーがなんと言おうと俺は絶対行くからな!!』



『…ハイハイ。てか行くな、なんて言ってないじゃないスか』




大体この人がこう言う時は、何を言っても無駄だ。

それに荷物を持つのに人数が多いのにこした事なないし、有り難く着いて来て貰うとしよう。





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