Special
□Clap☆12月
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2007.12
────X'masの憂鬱
12月25日、弓道場にて
朱『やっぱりな。
結局最終的にはこうなるんだよ、俺らは』
詞『文句言うな』
寧『お菓子、あんたの分はあげないわよ』
璃『……詞葉の私服見たさに飛び付いてきたクセに』
朱『そ、それは……ッ!!;』
海『諦めなよ朱雀。
どうせこいつらには勝てないんだからさ』
朱『ポテチ目一杯頬張りながら言われたくねぇ』
直『ねぇ、寧子。
そろそろアレやろーぜ』
『『アレ??』』
寧『あのね??
今から恒例の
プレゼント交換ゲームをしま〜す♪』
朱『ぷれぜんとこうかん??』
詞『恒例って、パーティー開くこと自体初めてなんだけど;』
璃『細かいこと気にしてちゃ駄目よ』
詞『....了解』
10分後
海『なら、俺先に選ぶから』
寧『はいはいどうぞ〜♪』
朱『ッたく、
ババ抜きで抜けた順に選ぶって決めたヤツ誰だよ!?』
璃『私だけど??
文句でもあるの??』
朱『……いえ、別に;』
海『あ、これ。
こ────』
朱『詞葉の!?』
海『────の前のテレビで見た』
直『あー、それ俺の!!
通販で、つい買ったんだ!!』
詞『ぅわ、なんかオバサンくさッッ』
朱雀は無事に
詞葉のプレゼントを選べるのか??
それは、まだ
誰も知らない────