死帳物語
□〜将来の夢は何?〜
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★将来の夢は?★
「月君!」
「何?竜崎」
「月君の将来の夢は何ですか?」
「はあ?また急にどうしたんだよ」
「いいから教えて下さい」
「はあ…。そんなに言うならまず自分が言えよ」
「聞きたいですか!?」
竜崎、興奮気味に月に迫る。
「(うわっ、キモっ…!)な…何だよ」
「よっくぞ聞いてくれました!」
竜崎、両手を大きく広げてさながらオス〇ー姫島の如く。
「私の将来の夢は月君と結婚して子供を数人授かり犬を飼う事です!庭には白いテーブルがあってそこには花柄のティーセットg」
「長い」
「…まだ語り足りないんですが」
「知るか(男同士でどうやって子供を授かるっていうんだ…)」
「さあ、次は月君の番です!」
「僕の夢…?」
「はい!」
「そうだな…」
「ワクワク!」
「あの、竜崎?」
「ドキドキ!」
「お前キモい!何だそのワクワクドキドキって!!」
「心の叫びです」
「それは心に留めておけ!」
「落ち着いて下さい」
「お前がな」
「結局月君の夢は何ですか?もしや私と」
「同じなんて事はないから安心しろ」
「ガッデム!」
「何で怒ってんだ!?」
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