銀魂物語

□過去拍手文+小ネタ
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攘夷戦の時、皆国の為と燃えていたが、正直俺はそんなこたあどうでも良かった。

ただ、暴れてえだけだった。
肉を切り刻みたかった。
そんだけだ。


なのに。


輝く銀の髪、それに映える紅い返り血。
坂田銀時、その男は。
あまりにも美しくて、戦う事より寧ろそちらに思考を持っていかれて。


「白夜叉…」


なんて奴に似合いの名なんだと思った。

「おい高杉何見てんだよ、銀ちゃん照れるー」
「あ?悪ィかよ」

殺す事にしか興味なんて無かったのに、初めて生かしたまま手に入れたいと思うモノができた。





俺にこんな感情を知らしめたお前は、何よりも罪深い奴───。







「俺は素直じゃない奴のモノになんかならねえぜ?…高杉よ」



end
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