空
□過去拍手文+小ネタ
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あ、いい事思いついちゃった。
「ねえ、リボーン」
「ん?」
これを言えば、リボーンはどんな反応するかな?
「犯していい?」
「……………は?」
唖然呆然。
まさにそんな表情。
「お前…頭でも打ったか?シャマル呼ぶか?」
「シャマルは男診ないでしょー」
「あ」
余程混乱したのか、リボーンはその事さえ忘れていた様で。
「リボーン可愛い…」
意外に抜けている最強のヒットマンに、思わず愛しさが零れた。
「ツナお前本当に病気じゃ…?」
本気で不安になったのか、リボーンが熱を計ろうと右手を俺のおでこに伸ばしてくる。
俺はその手を思い切り掴んでやった。
「?何だよ、熱が計れねーぞ」
「ねえリボーン」
リボーンは何だよ、と首を傾げた。
「さっきの質問にリボーンは駄目とは言わなかったから犯してもいいって事だよね?」
「え」
冗談かと思っていたらしい。
リボーンの顔が引きつった。
馬鹿だよね、そんな事冗談で言う筈ないのに。
俺はいつだってリボーンには本気なんだから。
end