□因果応報
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人間など、しょせんは玩具。

クフフ…そういえば、昔そんな事を言いましたっけねぇ…。


今更そんな事を思い出してしまうなんて、なんて滑稽。


「ひっあ…ぁ、あぁあっ」
「イイね…とってもそそるよ骸クン…もっと鳴いてよ」

ぐちゅり、と卑猥な音が響く。
白蘭の長い指が骸の秘所を掻き回す度に、骸の口から甘い声が漏れた。

「は…っあ、やめ…ひっう」
「よく言うよ…キミのここは僕の指に力いっぱい食いついてるのに」

その言葉に反応して、白蘭の指を締め付けてしまう。
白蘭がいやに楽しそうに笑っているのが分かった。

羞恥と共に、好からぬ快感。

「さあ…そろそろ僕を迎え入れてもらおうか?骸クン…」

本来受け入れられるべきでない場所に無理矢理猛り狂う雄を挿入される。

途端、襲い来る激痛。

「いっあ゙ッぁ゙あ゙!!」
「好きだよ骸クン」

滴るのはゾッとする程に美しい、紅に輝く血液。

しかし白蘭はそんな事などさしたる事ではない、とでもいうかの様に恍惚の表情を浮かべ囁くのだ。


“カワイイ僕だけの玩具…”


あれだけ人間など玩具だと言っていた自分が今こうやって欲を満たす玩具にされているなどなんと滑稽な事か。



遠のく意識の中で骸は自身を嘲る様に、笑った。



end

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