君の居るページ
□過去拍手夢
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『神楽ちゃん!?』
少し下を向く総悟を見つめる
『へぇ…』
「好き…ていうか気になる…って感じでさァ」
『…ふぅん。だけど神楽ちゃんは』
「別に恋愛とか興味ねェって分かってまさァ」
『……』
「まぁお前も土方さんが好きなら…お互い頑張りやしょうねィ」
『…うん…でも土方くん…』
「弱気になってどうすんでィ。好きなんだろィ」
…その筈なのに
私は土方君が好きで
総悟と神楽ちゃんは友達なのに
どうして…
こんなに泣きたくなるの?
本当に失いたくないモノは意外と傍にあった。
END