100円ライター
□団体割引は有効的に
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『銀八・・・・ここってさぁ、』
団体割引は有効的に
「そっ、遊園地。」
確かに遊園地である。
平日ということもあって園内は結構すいている。
『何で遊園地?』
「団体だとかなり安くなるだよ。手頃だろ?」
『ふーん。
でも皆、ハシャぎ過ぎて勉強したことがとんだら意味ないよね?』
すでに3Zの皆は遊びまわっている。
すごい笑顔。ものすごい生き生きしている。なんか輝いてる。
「晋加、こうなったら遊ぶしかあるめー」
『勿論!晋助あれ乗ろ!!』
晋助と晋加も楽しんでいる。
結局は双子。2人とも祭り騒ぎが大好きな性分なのである。
「晋加ー。こっち来るアル!!」
「どけチャイナ。
晋加は俺達と遊ぶんでィ。」
『ちょっ、2人ともケンカすんなら余所で、
━━━━グイッ
は、晋助?』
「行くぞ晋加。」
『うん?』
━━━━チラッ
晋助は神楽達を見た。
(フッ・・・)
鼻で笑った。
((っ!!!
あんにゃろー・・・))
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