ハリポタ

□Love is...?
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今日はグリフィンドールがハッフルパフにクィディッチで勝った為、
グリフィンドールの談話室はお祭り騒ぎだ。
もう11時は過ぎたのに一向におさまる様子はない。

そんな中、お菓子などを買い足しに、1、2時間ほど前からフレッドとジョージは自分たちの知ってる抜け道からホグズミードのハニーデュークス店に行っていた。

その帰り道。

両手いっぱいにお菓子などを抱えて、戻ったらやろうとしている悪戯の打ち合わせをしながら寮に戻る道を歩いていた。
そして寮の入口にある「太った淑女」が見えるとこまで来た時。

その肖像画が横にずれ、開いたとこから弟の友人であるハーマイオニーが出て来た。
彼女はキョロキョロと辺りを見回すとフレッドとジョージに気付くことなく真っ直ぐに図書館のある方へと走っていった。

フレッドとジョージは顔を見合わせた。

「なんだい?彼女はこんな時にまで勉強かい?」
うぇっと吐く真似をしながらフレッドが言った。
「パースでさえ今日は勉強してないと言うのになぁ」

ハーマイオニーの去って言った方を向いて「ありえない」「どうかしてるぜ」と会話をかわしながら寮の入口に向かう。

入口まで来たら中の騒ぎが外に微かに漏れていて、二人はハーマイオニーの事を忘れ、にやりと笑うと
二人同時に「太った淑女」に合言葉を告げ、お祭り騒ぎの中へと戻っていった。


◆◇◆◇
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