ハリポタ

□午後8時
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時刻は夕食後の午後8時。
そろそろ奴等が来る。

「「やぁ、愛しの我が姫」」

ほらね。来たよ。昨日と全く同じ時間に。

「こんばんは。フレッド、ジョージ」

ああ、ハーマイオニー。そいつらにそんな笑顔を向けなくていいのに。

「おお!姫から挨拶を返されるとは…」
「何たる幸せ」

「もぅ、二人とも大袈裟なんだから」

本当にね。大袈裟だよ二人とも。って!何しだしてるんだよ!!


驚く事に、二人はハーマイオニーの手をとって、そこにキスしようとしていた。


ちょっと二人とも、ハーマイオニー困ってるだろ!もう我慢出来ない!

「ハーマイオニー!行こう!!」

「え!?ロ、ロン?」


僕はハーマイオニーの手を掴んで歩きだす。

「ちょっとロン?」

僕が黙って歩き続けてるとハーマイオニーは「仕方ないわね」と言って僕の手を握り返してきた。
そして僕の耳元にとびっきりの一言を。

「私が好きなのはロンだけよ」

その一言は僕の中の黒いもやもやを吹き飛ばすには十分だった。

辺りが暗くて良かった。
僕は真っ赤になりながら君に返事を返す。
するとハーマイオニーは恥ずかしいのか視線を下に向けてしまう。

きっと君も今、顔が真っ赤なんだろうな。

そのあと、僕らは並んで満天の星空のもと散歩をした。
外は少し肌寒かったけど、
繋いだ手から伝わるぬくもりで、僕らは全く気にならなかった。


◆◆◆

駄文ですみません。
一応ロンハーです。


by稲荷
 

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