ハリポタ

□Love is...?『2』
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「ハーマイオニー!!」
「ロン!どうしたのよ、そんなに急いで」

ハーマイオニーは散らかった本などを拾い集める。
「ああ!」
「ど、どうかした?まさか怪我でもした?」
「怪我じゃないわ。インクが零れちゃったみたい」

ハーマイオニーが床を指差す。そこには零れたインクが小さな水溜まりを作っていた。

「ごめん」
「別にいいわ。これくらいならなんとかなるわ」
ハーマイオニーが杖を出そうとする。その前にフレッドが面倒臭そうに杖を降りインクで出来た水溜まりは綺麗に消えた。

「これだからロニー坊やは。前見ろって言っただろう?」
「ハーマイオニー大丈夫?」
ハリーは手を差し出す。ハーマイオニーは差し出された手を掴んで立ち上がる。

「ありがとう、ハリーとえーっと……」
「僕はフレッドさ」
「ありがとう、フレッド。じゃあ私、明日朝早くからマクゴナガル先生のところに行かなきゃ行けないから…これで失礼するわね。おやすみなさい」


ハリー、フレッド、そしてロンを残してハーマイオニーは寮へと戻って行った。


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