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□筆頭の時間(幸せな刻の小十郎視点ver)
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〜筆頭の時間〜






『小十郎、今日は戦はOffだ。俺は出掛ける』

政宗様が休みを言い渡す。

『お待ち下さい政宗様。政宗様の行くところ、この小十郎もお供させて頂きます』

『小十郎、俺はOffだって言ったろ?お前はお前の好きなことをやれ』

『それは承知致しております。
ですが政宗様は奥州を束ねる身。1人で外出など危険でございます』

『何も俺は奥州からでるとは言ってねえ。
自分の領地を見てまわって何が悪いって?
それともお前は、この奥州は誰かが1人で歩くには物騒な土地だとでもいいたいのか?
答えろ、小十郎!!』

政宗様は有無を言わせぬ眼光を放つ。

『そのようなこと滅相もございません。奥州は平和な土地にございます』

『わかってんじゃねーか。んじゃ、俺の留守を頼んだぜ』

『かしこまりました』

政宗様は1人で城を後にした。
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