■...書
□child vision -天使の目線- [藻]
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child vision −天使の目線−
「うるせぇ!!!行こう!!!!!」
ルフィに誘われて、俺は麦わらの一味の船医として仲間になんったんだ!!
毎日がすごく楽しい!!!
時には物凄い戦いもしたけどな!!!
昨日までロビンのルフィは氷になっていたりもしていた。
元気になって何よりだ。
でも…
俺が仲間になってからずぅ〜と気になっていたことがあるんだ。
ゾロとサンジの事なんだ…
「ぅはよぉ〜」
俺はまだ皆が寝てる中、おいしそうないい匂いのするキッチンへと入って行った。
「お、起てきたか!!!おはよう!!チョっパ−。」
サンジが朝ご飯の準備をしていた。
にっこり笑って、サンジが挨拶を返してくれるんだ。
俺はサンジの足元へと行った。。
作っている手を止めて俺と目線が同じになるまでしゃがんだサンジ。
にっこり笑って頭なでなでしてくれて。
「ルフィとウソップには内緒だぜ。」
そう言って、ウインナーをひとつくれたんだ。
恥ずかしいけど、すっごく嬉しかった。
「食べ終わったら、皆起こしてきてくれな!!」
「お、おう!もちろんだ!!」
−まるで、お母さんみたいだった−
朝ご飯の激しい戦いも終えて、食後のティータイムの時間。
「さぁて…」
一言声をあげ、ゾロが腰をあげた。
「ゾロ、どこ行くんだ?」
「修行だ。オメェも来るか?」
今日一日何もすることがなかった俺は、
サンジに入れてもらった牛乳を一気に飲み干し、ゾロについていった。
「ちょっ!!!まてぇー!!!」
ゾロは黙々と修行している。
腹筋、背筋、腕立てとかの筋トレ、
何十キロあるか解らないがかなり大きなダンベル振り、
そして精神統一のための坐禅。
俺はゾロと一緒にやってみた。
さすがに大きなダンベルは振らなかったけど。
坐禅組んだままいつの間にか寝てしまっていたらしい。
「おい、起きろ!!チョっパ−!!」
眠たい目をこすり時計を見ると、
すでに昼ごはんの時間になっていた。
ゾロはそのまま俺を抱き上げ、肩の上に乗せた。
「一緒に行くぞ。」
最初は照れていたけど、すごく嬉しかった。
−まるで、お父さんみたいだった−