■...書
□child vision -俺たちはfamily-[藻]
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フフッ……
あの三人は家族なのね…
今日から俺達は…
ゾロがお父さん。
サンジがお母さん。
俺は息子。
毎日楽しい時間が始まる…
child vision-俺たちはfamily-
「ロビン?体調はどう?」
青キジと戦い、ロビンのことを心配してナミが様子を見に来た。
「良好よ。ありがとう航海士さん」
「それならよかった!!!所で…」
「なにかしら?」
「昨日からあの3人がね。
なにかコソコソしてるのよ。なにかしらね?」
あの3人とは…
そうお父さんとお母さんと息子の事。
「なんか家族ごっこしてるみたいよ?
コックさんがお母さん。
剣士さんがお父さんみたい。
でも、3人だけの秘密みたいね。」
体も回復してヒマを持て余していたロビンは、2、3日前からサンジの背中に耳を咲かせて話を聞いていたのだ。
「ぷふー!!!なになに〜!!楽しそうね!!」
ナミはこの上ない笑顔で笑っていた。
「なにが楽しそうだって?」
サンジから暖かい飲み物を受け取り、
届けに来たウソップが話に入ってくる。
ロビンはウソップにあの3人の事を教えてあげてた。
ナミはひたすら笑っている。
「へぇ、あいつらが親父にお袋…。
まぁ、あながち間違いではないな。
チョッパーの奴もよくやるな。
あいつらの関係を知っててか?」
実は、お父さんとお母さんもとい、
ゾロとサンジの二人の関係は皆にバレバレだった。
ルフィ以外には…
その日のお昼ご飯の時の事。
「ほらチョっパー!!ここにも飯つぶつけて!!!」
「ありがとう…」
サンジはチョッパーの口の周りについたご飯を丁寧にとり、
自分の口へと運んだ。。
かなり過保護なサンジを見て、
ニヤニヤ笑うナミにウソップ。
ロビンはキッチンに悪魔の能力で目と耳を咲かせ、2階のベッド横になり笑っている。
なにもわからないルフィは、
ガッツガッツとサンジの作った料理を食いあさっていた。