■...書
□―invite― [嵐]
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何で俺を呼んでくれねぇんだ?
─invite─
[あー…暇だ…]
蒼過ぎる空を仰ぎながら煙草をふかす
なんて穏やかな昼下がり
[仕込みも全部終えたし、何もねぇよする事]
暇を持て余す
あっちでは美女2人が俺の用意したお茶とお菓子を愉しんで、こっちでは金槌の音や木を切る音が聴こえてくる
時々その音に混じって、何かを砕いている音も聴こえる
そう思った矢先、けたたましい叫び声
[…クソウルセェ…]
ソイツがヤツを呼んだのだ
太陽の様に明るいソイツが…
無理矢理起こされても怒らねぇ、めんどくさそうだけどちゃんと応えるヤツ
そしてソイツの名前を呼んで[寝かせろ]と云うんだ