■...書

□―invite― [嵐]
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[……一生寝てろクソ野郎…]


心の中で呟いてキッチンに入った

乱暴に椅子に座る
静かな部屋にガタンッと云う音が木霊する

さっきの煙草は既に吸い終わっている
新たな煙草に火を着けた時
静かにキッチンのドアが開いて誰かが入って来た


「…また煙草吸ってんのかよ。よく舌が鈍らねぇよな」

そんな皮肉を云いながら、ヤツは綺麗に洗われたグラスに水をそそぐ


[あの太陽はいいのか?]


無言が堪えられず声を出したのは俺の方


「…何で此処に来たんだよ?アイツは?」


ヤツはチラリと此方を見て


「逃げてきた、ウルセェから。寝られやしねぇ」


そんな理由で俺の聖地に…
急に苛々して、また新たな煙草に火を着ける


「オマエ、マジで舌鈍らねぇのかよ?」


あの蒼過ぎる空のせいで

今日の俺は変なんだ…




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