天使と悪魔
□君が落ちた日に
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看護婦さんが悪魔でも棲んでいそうだと言っていた旧礼拝堂へ、自分が行くなんて思いもしなかった。
「もう、下がっていいわよ」
女王様口調で言った彼女に不快感を持たなかったのは、彼女が人形だからだろう。
「おやすみ」
そう告げて、私は旧礼拝堂を後にした。
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