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□眠り姫
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「ふふ…えへへ…」
コウは朝から顔がニヤけっぱなしだ。
「何??お前今日気持ち悪い…。まさかついに…先輩とヤッたのー?」


昼休み―――

学校でもかわいいと評判コウとユウジはお互いの彼氏が昼ごはんの迎えに来るのを待っていた。
「なんの話してるの?」
そこへコウの彼氏がやって来た。
「サイキ先輩!!」
「サイキ先輩こんにちはー」
コウは顔を赤くし、ユウジはにっこり微笑んだ。
「おぉ、ユウジ。相変わらず可愛いな」
「先輩ッ!!」
コウは今度は違う意味で顔を赤くしていた。
「悪い、悪い。…じゃあなユウジ。」
「はーい。さよならー。…あ!!サイキ先輩!!ヒロキまだ来ませんか?」
ユウジはまだ来ない自分の彼氏のことを聞いた。
「もうすぐ来るだろ。探しに行くより待ってた方がいいぞ。すれ違ったら意味ないだろ」
「はーい。ありがとうございまーす」





「ぁん…サイキ先輩…こんな…人が来たらどうするんですか…」
サイキ先輩とは付き合って1ヶ月ちょっとで、つい最近初エッチもしちゃったラブラブカップルな関係だったりする。







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