蒼海の部屋

□手にして分かるもの
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『寒いな…急いで帰らないと…』

マンションまで急ぐ

マンションのセキュリティー玄関を通り向け部屋に向かう

ガチャ

『ただいまって言っても今は誰も居ないんだった…』

文貴は今仕事なんだよね…

晩ご飯のしたくしないとな

ひとまず晩ご飯を作り終えお風呂を入れて待っている

二十一時に帰ってくる

時計を見ながら待っている

ガチャ

『ただいま…勇人』

『おかえり…文貴』

『文貴〜お風呂にする?ご飯にする?』

『う〜ん〜勇人とお風呂がいいな〜ダメ?』

『ヤダ…自分で入れよ』

『むぅ〜』

『ムクレてもダメ』

可愛いけどダメ絶対風呂場でやる気だ

『勇人が欲しがってた入浴剤買ってきたんだけどな〜』

『うぅ…』

卑怯だぞ…俺が欲しくて欲しくて探し回ったのに無かった入浴剤を買ってきて…俺を釣るなんてズルい…

『入浴剤欲しいんだよね?欲しかったら俺と一緒にお風呂入ろうね〜勇人』

『ズルい…けどいいよ…入浴剤使いたいから…入る…けど約束してくれたら入る』

『なに?』

『風呂場でやるの無しね』

『我慢します』

『やったら今度から一緒にお風呂入らないし寝てあげないから』

『はい』

『それじゃあ…お風呂入ろ』

『うん』

俺は先に脱衣所に向かい着ている物を脱ぎ

お風呂場でシャワーを浴びる

そうしていると文貴が脱衣所で服を脱いでいるのが見え…恥ずかしくなってお風呂に浸かる
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