蒼天の部屋

□学ぶべきこと
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〔Side 三橋 廉〕

窓から射すお日様の光…かなり眩しくて…また…布団に顔を埋めると執事の阿部 隆也さんが布団を剥ぎ取る

『廉様…もう起きる時間です…』

『はっ…はい…』

オレは眠い目を擦りながら服を着替える

『お着替えが遅いので手伝います…廉様…』

『えっ…』

そう言うとテキパキとオレの寝間着を脱がしていく

『じ…自分でっ…出来るよっ…阿部さん』

『廉様はいつもゆっくり着替えるのでお食事のお時間に遅刻していますからダメです』

いつも…ながら…厳しいです…阿部さん

『うひゃ…クスグッタいです』

『少し我慢して下さい』

着替えの時によく阿部さんの指が触れるからクスグッタくって仕方ない…

『はいっ…』

キチンとした服に着替えさせられ…阿部さんと二人で食事場に向かう

『廉様…いつも早く寝ないからこうなるのですよ…』

『分かってますっ…よ』

『お食事の後はお勉強それが終わったら自由時間ですよ』

『本当に?阿部さん』

『本当です…最近の廉様は少し我慢し過ぎですので…たまには息抜きも必要ですよ』

『阿部さん…ありがとう』
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