蒼天の部屋
□甘さと繋がり
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〔Side 田島〕
『花井〜』
『何だよ？』
『今日何の日か知ってっか？』
知らないだろ〜俺が誕生日なの
『田島の誕生日だろ』
『なんだ知ってたのかよ』
『知ってるも何もお前がこの前言ってただろ』
『そうだった』
『今日俺遅くしか行けないから』
『何でだよ…ゲンミツに』
『用事があるんだよ』
『分かった』
今日部活がないから花井は帰って行った
『田島君…えぇっと…』
『うん？なぁ〜に…三橋』
『今日…田島君の誕生日だよね』
『うん…そうだよ』
『おっ…お祝いしなきゃ…』
『おぉ〜』
嬉しいお祝いしてもらえる〜
『あっ…阿部君も来てくれるよね？』
『おぅ』
『他のメンバーは？』
『来るってさ…花井以外はな』
『知ってる…』
花井のバカタレ…俺の大切な日に…
『どこで集まるんだ？』
『お…オレの家でお祝いするから…部屋広いし…』
各自それぞれ一旦家に帰り三橋の家に集まる
『あっ…阿部君…』
『分かってる』
三橋の合図で阿部はケーキを出した
『うぉ〜これどうしたんだ！ゲンミツに』
『俺達でお金出し合って買ったんだ〜』
『そうなんだ』