気まぐれ小話

□バカップル
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ベスビアが軍の施設の廊下を歩いていた時、部下が慌てて駆けよって来た。
 
「っ只今、建物内をうろつく怪しい人物を捕えました!!」
 
「そうか。…で、どいつだ?」
 
「そ…それが……」
 
言いにくそうな部下。
 
「なんだ、早く言え」
 
「はっ。では…。彼…侵入者は“ベスビアに会いにきたんだ”…と……あ、今来ました」
 
部下が示した先には……
 
 
「はーなーしーてーっ」
 
そう叫びながら無理矢理引っ張られている愛しい恋人の姿が。
 
 
「アゲート!!」
 
「ん?…あ、ベスビア!!遊びにきたよ〜」
 
一応軍の手配書からは除かれたが、一度は酷い目にあわされた場所。
なのになんという緊張感のなさ。
 
 
 
「おいおまえ!!」
 
「はははいぃ!!」
 
アゲートを引っ張っていた部下が裏返る声で返事をする。
 
「その手を離せ」
 
「はいぃ!!」
 
すぐにアゲートが自由の身になった。
 
 
 
「ベスビアッ」
 
「アゲートッ」
 
互いの名を呼び合い熱くきつく抱擁。
まさに少女漫画のように、いやそれ以上にバックに花が飛んできそうな光景。
部下達唖然。
これが本当に泣く子も黙る冷酷非道なベスビア・バレンチノなのか…?
 
 
 
 
 
次の日、その場にいた部下全員が精神科病院へ入院したそうな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
〜後書き…?〜
クラスターエッジのベスアゲ、好きなんだよ〜。
でもベスアゲサイト少ない〜…ι
リボーン以外も書いてみようと思って…(だからってこんなマイナーなのにしなくても…)
私の中で、ベスアゲは常にバカップルです。
あぁ…左キバ(左近×キバ)も書きたい…(これまたマイナー!!)
今日は駄文を書きすぎた…(一種のストレス発散)
2007.8.2

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