Long novel

□破面現世パロ小説最終回
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「藍染様・・・!」
「「藍染ッ!!」」

あまりに突然の登場に、ザエルアポロ、グリムジョー、ノイトラはその名を叫ぶ。

「喧嘩するほど仲が良いと言うだろう?スターク、君が無事で何よりだ。随分探したよ。」
「・・・あんな絵で見つかる訳あらへんけど。」
「あんな絵?」

市丸が言った独り言に気付いたザエルアポロが問う。

「せや、おっさんが描いたスタークの似顔絵がめちゃくちゃ下手なんや。そんなんで見つかる訳あらへんのに、頑張ったんやで?」
「フフフッ・・・藍染様にそんな弱点があったなんて僕も知らなかったよ。」
「ギン、ザエルアポロ、あんまり長話をしていると置いて帰ってしまうよ。スタークは見つかったことだし、長居は無用だ。」

ヒソヒソと話していた二人に、すっかり虚園に帰る準備のととのった藍染が笑顔で語りかける。
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